このブログを検索

2011年3月5日土曜日

Windows の悪いところ・良いところ(笑)


Your potential. Our passion.(Plunder your potential thoroughly, with our passion.)
―あなたの潜在能力を根こそぎ奪い取る、私たちの熱意

【悪いところ・良いところ】 というかすべて悪いところw

・個々のアプリの完成度がお粗末
Microsoft は たった一人でデスクトップ OS・サーバー OS をはじめ、標準アプリ類、Office など沢山の製品に手を出しています。だからなのか、Office などを除いてほとんどのアプリが非常にちゃちなものに感じます。これとは対照的に、Ubuntu などの Linux では個々のアプリがそれぞれの開発者によって提供されています。このように分業体制で成り立っていて、それぞれの開発者は自分のアプリの開発に集中できるので、個々のアプリの品質は非常に高いものになります。もし、標準で用意されているアプリが気に入らなければ、ソフトウェアセンターで自分に合ったものを選ぶこともできます。
では、具体的に何が使いにくいのかというと、ファイルブラウザやテキスト編集ソフトがタブ表示に対応していなかったり、Windows Media Player がオーディオ CD を読み込まなかったり、様々です。
とはいっても、Microsoft は規模だけを見れば立派な企業なのですから、もっと細かいアプリに注力しても良いような気がします。

・企業自体の考え方がケチい
Windows 7 Starter Edition においてデスクトップ背景を変更できないのは周知の事実。「むりかべ」というフリーソフトを導入することで変更できるようになりますが、あれは既定の背景の上に被せるようなかたちでユーザー指定の画像を表示しているようです。しかし、みなさん、こんな製品を使い続けたいと思いますか? 「Windows は Mac よりも遥かに優れている」という趣旨の批判ページを作るような企業ですよ? 「今更移行なんて面倒」と思ってはいけません。はじめのうちは苦戦しても、きっと移行して良かったと思う日が来るはずです。

・原因が不明だがなぜか使いにくい
Linux を自分仕様にカスタマイズして半年間使い倒し、Windows に一旦里帰りすれば私の伝えたいことは伝わるはずです。「個々のアプリの完成度がお粗末」「ウィンドウ管理のしにくさ」などが挙げられます。

・価格が高い
Microsoft さん、あなた…もう充分儲けたでしょう? そろそろ価格を引き下げていただけないでしょうか。
Windows Vista なんてあの品質で、企業の経理を逼迫させるビックリ価格である。
でも Linux は基本的には無償。有償なのは企業向けの安定性・安全性を高めたものだけ。〈人というものは「無償」と名の付くものには価値を見出さない〉という調査結果があるけれど、そんなことは決してない。むしろ、有償の Microsoft 製品を超える。

【関連記事】
Linuxは無料がゆえに一般に広まらない - スラッシュドット・ジャパン

・サポートが酷いらしい
メールや電話でのサポートが酷いようです。みんなが言うのだから間違いではないでしょう。ヘルプファイルやエラーメッセージから酷いのですから。Ubuntu 日本語フォーラムはどうでしょうか。Linux のプロがアクセスしていて、初心者ユーザーを手とり足とり導いてくれます。ここには人の温かさがあります。Microsoft のサポート窓口に行くと凍死してしまうので注意

▼何を言っているのだ? この突き放すようなアドバイス。それにしても不細工なフォントである。


・設定を記憶しません(私だけだよね?)
設定を記憶しないことがあるため、ログオンしなおす度に再設定する必要があります。そのため、設定方法を忘れるということがありません。(あ、何だか私の Windows マシンに正しいパスワードを入力しても UAC をパスできない(´・ω・`)。そして、メモ帳に正しいパスを入力して、それをコピーしてUACの入力ボックスにペーストするとパスできるようになる…ログイン時は一回はじかれて2回目のログイン試行で成功する邪険さ)

・ストレスに対する耐性がつく
Windows はあなたの思い通りに動いてはくれません。あなたの奥様やお子様のように。 そして、あなたは気づかないうちに麻痺していき、これがOSというものなのだと思うようになります。あまりにも Windows に慣れきった人は Linux に移行すると、その極端な操作性の差によって、今まで身につけた Windows の 技能や知識は無駄であったことに気づき、ショック症状がでることがあるので注意が必要です。今までの手にしたものを、失いたくはないでしょう? できれば Linux は子供の時から触らせておくべきでしょう。水を吸うスポンジのように子供は Linux の必要な知識を吸収していきます。

【関連記事】
子どもにLinuxを使わせるべき10の理由 - ZDNet Japan

・高いハードウェア要件であなたのマシンをパワーアップ
Windows Vista のようなバージョンの Windows では、極端に重い視覚効果を多用してハードウェア要件を高めています。そのため、あなたは否応なしにハイスペックなハードウェアを揃える必要があり、友人や同僚から「スゲーなお前のマシン、CPU i7 かよ! まじスゲー」と言われること請け合いです。

・悪意の者に絶好の金儲けの土台を提供します
あなたは偽セキュリティソフトやフィッシング詐欺によって金銭を搾取する攻撃者ですか? それなら、Windows 対応のマルウェアを開発することをお勧めします。Windows は世界中で最もシェアの高いOSである上に、セキュリティ上の脅 威に対して脆弱です。Microsoft と Windows はあなたの不純な夢を決して裏切りません。

・市販ソフトやハードウェアとの高い互換性
そりゃあ、メーカーが最もシェアの高い OS に合わせてソフトウェアやプリンタなどのハードウェアを開発するのは当然のことだよね。でも、もし Linux が世界標準の OS だったとしたらどうなるだろう? 「Ubuntu 9.10 でディスプレイが表示されません。どうすればいいでしょう」なんていう質問は見かけなくなるはずだ。「Linux はハードウェアが合わない」だっ て? Linux が悪いんじゃない、シェアを独占している極小ソフトが悪いんだ。どうか、Ubuntu でトラブルになっても Ubuntu を恨まないでほしい。

・脆弱な環境を提供し、あなたのセキュリティ意識を高めます
Windows にはマルウェアの成長を助ける様々な機能があります。これらの機能を一つずつ矯正していくことで、徐々にあなたのセキュリティ意識は向上していきます。←あながち間違いではないと思う。

- 自動再生機能
CD や USB フラッシュメモリなどのリムーバブルメディアを挿入したときに、自動的にインストーラーなどを起動します。これにより、ユーザーは手動で操作する手間を省くことができます。もっとも、マルウェアも自動実行しますが。無効にしても次回の Windows Update で自動的に再度有効にします。

- 権限の分離の不徹底など
UNIX 系 OS ほど権限の分離が徹底されていません。Windows では、あるアプリケーションが OS の重要な部分と無節操な形で密接に結びついています。したがって、例えば Web ブラウザのちょっとした脆弱性を悪用するだけでシステム全体にアクセスできるようになります。

【関連記事】
UNIX vs Microsoft Windows:そのシステム設計におけるセキュリティ理念の相違 - ZDNet Japan


さあ、今すぐ Linux か Mac へ!