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2011年9月19日月曜日

"Minus" ファイル共有サービスは Ubuntu アプリ、ユニークな機能を提案します

【注意】以下の文は、OMG! Ubuntu! の記事を翻訳したものです。翻訳に誤りやずれがあるかもしれません。
‘Minus’ File Sharing Service Offers Ubuntu App, Unique Features
(本家掲載日時:2011年9月16日〈現地時間〉)

世界は他のクラウドストレージや共有サービスをまだ必要としているのでしょうか? Dropbox、SpiderOak、Ubuntu One - これらすべてが、様々なファイルをアップロードして共有できるように「公開する」サービスを提供しています。

ニューヨークの新興企業 "Minus" はそう考えています。


Minus 創設者の一人 John Xie から我々のところに連絡があり、このサービスを認めるか(ありがたく思うか)どうか彼は尋ねました。

現在、多くの企業が我々のページでサービスや新規事業を紹介するように求めています。大抵の場合は拒否しますが(単純にそれらの製品の殆どは Linux と関連がないからです)、Minus は私の興味をそそりました。

第一に、この名前では提供するサービスの内容が判りにくいのです。"minus" という語では、ファイル削除アプリ、システムクリーナー または 電卓の名前と勘違いされそうです。ところが、実際にはこれは "Minus" という名前のファイル共有サービスです。

http://www.youtube.com/watch?v=trc0wIzMXSI

取得できるもの
Minus にサインアップすると、画像のアップロード用に 10 GB の無料のストレージ領域が与えられます。他のクラウドストレージサービスからの提案を却けて他の誰かを招待した際には、追加で 50 GB の利用可能な領域が Minus から提供されます。

アーカイブやフォルダーを含め、ほぼどんな種類のファイルもアップロードできます。

他の Minus ユーザーがアップロードしたファイルをフィードで見たり、クイックリンクからファイルを見たりコメントしたりするには、そのユーザーを「フォロー」しましょう。

"Vanity URL"(minus.com/ユーザー名)はサインアップによって取得できます。これにより、自分のファイルを閲覧してもらうためにユーザーに URL を教える際に、簡単に憶えてもらえます。

Minus にファイルをアップロードする
様々な方法で Minus にファイルをアップロードできます。「メインの」方法では、HTML 5 が有効になったブラウザーで Minus の Web サイトにアクセスして、ファイルを所定の領域に「ドラッグアンドドロップ」します。


Minus での「ドラッグアンドドロップ」Web インターフェイスは使いやすいのですが、―これはデスクトップアプリの必要性を蔑ろにしているとも言えるため― Minus は Chrome と Firefox 用の拡張機能と併せて、メジャーなすべてのデスクトップ及びモバイルプラットフォーム向けのデスクトップアプリも提供しています。

楽しみはそれだけに留まりません。というのも、サードパーティーアプリの開発者は Minus のサービスを自分のアプリケーションに統合するために Minus API を利用できます。

Unity のドラッグアンドドロップアップローダーは…

Ubuntu 向けのデスクトップアプリ
Ubuntu 上の「デスクトップ」Minus は次の 2 箇所で構成されています:
  • パネル上の「ドラッグアンドドロップ」アップローダー
  • 「フィード」を閲覧したり、アップロードやアカウントを管理するためのウィンドウ

アップロード
Minus のすごいところは、アップロードが非常にシンプルところです。「同期する」フォルダーを新規に作成したり設定したりする必要がないのです。単純にファイルかフォルダーをつかみ、Minus のトレイアイコンに重ねて「ドロップ」ゾーンを表示し、ファイルを放してアップロードします。


メインウィンドウでは以下のものを表示します:
  • "My Files" では、自分のファイルが表示されます。
  • "Feed" では、フォローしているユーザーがアップロードしたファイルが表示されます。
  • "History" では、最近のアクティビティー(アップロードやコメントなど)が表示されます。

このウィンドウからユーザー、ファイル及びフォルダーを検索できます。画面のキャプチャーに変更可能なホットキーを設定したり、アップロードしたファイルを削除したり編集したりします。


ダウンロード
Ubuntu 用のアプリは、極めてインストールしやすい .deb 形式で minus.com/pages/tool からダウンロードできます。インストーラーは Ubuntu 10.04 以降で動作するはずです。

Minus アカウントにサインアップするには、利用規約への同意が必要です。ありがたいことに、これはすぐに済むもので、20 秒足らずで完了しました。

Unity で "Minus" パネルアプレットを有効にする
Ubuntu 11.04 でのパネルアプレットの仕様変更により、Unity デスクトップ上のパネルに Minus を表示するには、手動で Minus をホワイトリスト化する必要があります。これは少し面倒ですが、コマンド一行で済みます。

gsettings set com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist "['JavaEmbeddedFrame', 'Wine', 'Skype', 'Dropbox', 'minus', 'clementine', 'scp-dbus-service']"

「ホワイトリスト化」を適用するには、ログアウトして再ログインする必要があります。

パネルアイコンは個人の好みに合うように変更できます。残念なことに、"Ubuntu Mono" と同じ色のアイコンは用意されていませんが、「グレイ」(以下の画像のトップ)を選ぶとよくマッチします。




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