【注意】以下の文は、OMG! Ubuntu! の記事を翻訳したものです。翻訳に誤りやずれがあるかもしれません。
[How to] Make Ubuntu 11.10 Look and Feel Like GNOME 2
(本家掲載日時:2011年12月13日〈現地時間〉)
Ubuntu 11.10 でクラシックな GNOME デスクトップのルックアンドフィールをお望みですか? あなたが思っているよりも簡単に達成できます。
Unity デスクトップと GNOME 3 は Ubuntu 11.10 のリポジトリー内に同梱されていますが、「古い」GNOME デスクトップの外観を再現するのは簡単です。必要な操作は追加パッケージのインストールと細々とした調整だけです。
最終的にこのようなデスクトップになります:
操作手順
最初の手順として、Ubuntu ソフトウェアセンターから "gnome-fallback-session" をインストールします。実行するには下のボタンをクリックします。次に Ubuntu のログイン画面から "GNOME Classic (No Effects)" セッションにログインします。
するとこのようなデスクトップが表示されます:
GNOME 2 風ですが、Classic セッションをこのような外観にするために調整すべき設定が二三あります:
各種調整
パネルの背景を変更する- Alt キーを押しながら上部パネルを右クリックする。
- 「プロパティ」を選択する。
- 「背景」タブを選択する。
- 背景画像を選択してボタンをクリックする。
- "/usr/share/themes/Ambiance/gtk-2.0/apps/img" へ移動して "panel.png" を選択する。
Ubuntu のインジケーター群をインストールする
- "ppa:jconti/gnome3" をソフトウェア・ソースに追加する。
- 更新して "Indicator-applet-complete" をインストールする。
- Alt キーを押しながら上部パネルを右クリックする。
- 「パネルへ追加」を選択する。
- "Indicator Applet Complete" を追加する。
App Menu に Ubuntu ロゴを追加する
- 端末を新たに開く。
- gksu gedit /usr/share/themes/Ambiance/gtk-3.0/apps/gnome-panel.css を実行する。
- (引用符を除いて)"-PanelMenuBar-icon-visible: true;" を項目 "PanelMenuBar.menubar.menuitem" の下に追加する(画像参照)。
- 保存する。
- 変更を適用するためにログアウトして再ログインする。
パネルやその項目を移動・再配置する
Alt キーを押しながらパネルやその項目を右クリックして、追加・移動・編集します。
Compiz
Ubuntu 11.10 では GNOME Classic Session は Compiz とあまり相性がよくありませんが、この問題は修正できます。- 端末を開く。
- gksu gedit /usr/share/gnome-session/sessions/gnome-classic.session を実行する。
- 行 RequiredProviders=windowmanager;notifications; を RequiredProviders=windowmanager; と変更します。
この修正により "GNOME Classic (No effects)" の代わりに "GNOME Classic" を利用した GNOME 2.x スタイルのセッションにログインできます。
追記:上記のスクリーンショットで使われた壁紙は d0od.deviantart.com/#/d4iz6e4 からダウンロードできます。