このブログを検索

2011年12月9日金曜日

【OMG! Ubuntu! 翻訳】Marlin ファイルブラウザーの能力を最大限に引き出すには。新機能を改めて確認する

【注意】以下の文は、OMG! Ubuntu! の記事を翻訳したものです。翻訳に誤りやずれがあるかもしれません。
(本家掲載日時:2011年12月8日〈現地時間〉)
Getting the Most from Marlin File Browser; Plus See What’s New

Marlin はクールで高速な上に魅力的な Nautilus の代替アプリです。

一週間以上前に "Marlin" ファイルブラウザーを Ubuntu 11.10 にインストールする方法を掲載しましたが、それから Marlin がアップデートされて数少ない追加の変更点が適用されました。その中には気の進まない人でも試してみようという気にさせるものがあるかもしれません。

変更点の例:
  • Marlin でファイルを圧縮可能になった。
  • Marlin は contractor ではなく今後は extended-actions に依存するようになった。
  • Open Terminal 拡張機能が動作可能になった。

圧縮は待望の機能であって遂に実装され、右クリックメニューからファイルを簡単に圧縮できます。


圧縮をクリックすると、フォルダーを圧縮するための馴染み深いダイアログが表示されます。


contractor が extended-actions に置き換わったことで、いくつかプラスの要素が加わりました:
  • Marlin で基本的な機能を実行するために、追加のソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要がなくなった。
  • これらの拡張機能は初期状態で有効化されているため、手動で有効化する必要がない。

Open Terminal 拡張機能は便利で、(遂に)その動作の様子を見るのは乙なこと。


その他の機能
上記で言及した変更点はさておき、あなたが知っているかも・知らないかもしれないその他の機能がいくつかあります:
  • プロパティーウィンドウがモーダルダイアログになった。
  • ファイルプレビューが利用可能になった。
  • ツールバー項目の再配置が可能になった。

プロパティーウィンドウに使うモーダルダイアログは GNOME Shell 特有のもので、Preferences(設定) ⇒ Behavior(動作;挙動)から有効化できます:


有効化したら、プロパティウィンドウはこのようになります:


ファイルプレビューアーはファイルを開くことなくプレビューできる上々のアプリです。その中で最もよく知られているものは Gloobus Preview(32bit 版64bit 版)です。

Marlin でプレビューアーを使いたければ、dconf-editor を開いて apps > marlin > preferences と移動し、previewer-path を /usr/bin/gloobus-preview(または /usr/bin/sushi)に設定します。


その後使うには、ファイルかフォルダーを選択してスペースキーを押します。


私は Marlin のツールバー項目を個人的に完璧に編集しましたが、ツールバーを右クリックして「ツールバーのカスタマイズ(Customize Toolbar)」を選択することで、あなたもツールバー項目を好みに合わせて簡単に変更できます。