Using Epiphany Web Apps in Ubuntu 11.10
(本家掲載日時:2011年11月25日〈現地時間〉)
Gnome 標準の Web ブラウザーは "Epiphany" です。ところが、これを収録している Gnome ディストリビューションは極少数です。
Gnome 3(次いで Gnome 3.2)のリリースに伴い、WebKit を使ったブラウザーに多数の新機能が追加され、その多くは信頼性の低いこのアプリを信頼性が高く高速なものに改善しました。
様々な機能の例:
- 軽量性
- 無駄がなく、カスタマイズ可能なインターフェイス
- ジオロケーションのサポート
- パスワードの保存機能
- ページのズーム機能
- ダウンロードマネージャー
- Webアプリモード
- 様々な拡張機能(広告ブロッカー、HTML 5 準拠の YouTube プレーヤー、タブの更新機能など)
Web アプリ
Web アプリ機能は Epiphany の最新リリースで登場しました。Chrome や Midori と同様に、Epiphany の Web アプリ は単純にメインの Epiphany 自体からは分離されたインスタンスとして動作できます。Web アプリの作成は簡単です。まず Web アプリにしたいページ または サイトにアクセスします。
ファイルメニューから Web アプリケーションとして保存を選択します。
すると、Web アプリに名前をつけるように指示されます。アイコンは自動的に作成されます。
作成ボタンをクリックすると、アプリケーションレンズのインターネットセクションに Web アプリが追加されます。
ダッシュでその名前を検索すれば、いつでも見つけられます:
Ubuntu 11.10 に Epiphany 3.2.1 にインストールする
Gnome 3.2 に収録されていて、Web アプリ機能を提供している最新バージョンの Epiphany は、Ubuntu に収録された初期状態のリポジトリーからは入手できません。
インストールするには、はじめに GNOME 3 Team の PPA を追加します。この PPA では Ubuntu 11.10 に収録されていない数多くのアプリが管理されています。
- ppa:gnome3-team/gnome3
インストール後、リポジトリーの内容を更新して Ubuntu ソフトウェアセンターから "Epiphany" をインストールします。
端末を使ってこれら 2 つの操作を完了するには、以下 2 つのコマンドを使います:
- sudo add-apt-repository ppa:gnome3-team/gnome3
- sudo apt-get update && sudo apt-get install epiphany-browser