ニュースサイトを見ていたら Firefox 6 の正式リリースを(数日遅れで)知ったのでアップデートしました。セキュリティ無視で今まで Firefox 4.0.1 を使っていたので、そろそろ潮時かなぁと思ったので。
環境は Ubuntu 10.04。
Firefox 4.0.1(
特殊リポジトリ "ppa:mozillateam/firefox-stable")から
↓
Firefox 6.0(同)へ。アップデートが終わって再起動してみると、次のようなエラーを吐きました。
XML パースエラー: 定義されていない実体が使用されています。
URL: chrome://browser/content/browser.xul
行番号: 234, 列番号: 5: <key id="key_scratchpad" keycode="&scratchpad.keycode;" modifiers="shift"
----^
この内容を Google 検索してみると、2ch や海外のフォーラムには「セーフモードで起動してみろ」と書いてあるわけです。以下、要約して書きます。
Linux 版の Firefox をセーフモードで起動するには…
- Alt + F2 キーを押します。
- firefox -safe-mode と入力して、実行(R)ボタンをクリックします。
- Firefox セーフモード ダイアログが開いたら、Disable all add-ons(すべてのアドオンを無効化する)にチェックを入れて、Make Changes and Restart(変更を実行して再起動)ボタンをクリックします。
これで Firefox の中身がすっきりします。起動したら、Ctrl + Shift + A キーを押して、アドオンマネージャを開き、アドオン・プラグインを適宜有効にします。そして再起動。おしまい。
❖目に見える変更点の話
Firefox 6 からロケーションバー内のドメイン名の強調表示が実装されました。「あれ? 既に実装されていたのでは…」と思いましたが、(Firefox 5 以前は)適用しているテーマによって強調表示の有無が異なっていただけでした。
❖ここからはゴミ雑記
一度はアップデートを後悔したものの、まあ最終的には解決したので よしとします。実はリポジトリの取得に一度失敗していたのですよ。そのため、Firefox と一緒に更新されるべき xulrunner とかいうパッケージを最新版に更新できなかったのです(しかも、これだけダウンロード速度が極めて遅い。早くて 30 KB / sec)。この更新失敗が原因かと見当をつけて、Synaptic で再読み込みして「今度こそ最新版にしたぞ、次はうまくいく!」と思ったら、残念ながら先程のエラーメッセージだよ。何なんだよ。そこで、Opera をインストールして情報を漁っているとセーフモードとな。ああ、そうだセーフモードがあったんだ。ということで、解決に至る。
こんな高速リリースサイクル、要らないよ。