このブログを検索

2011年8月19日金曜日

Firefox 6 にアップデートしたら XML パースエラーが発生した。

XML パースエラーの話
ニュースサイトを見ていたら Firefox 6 の正式リリースを(数日遅れで)知ったのでアップデートしました。セキュリティ無視で今まで Firefox 4.0.1 を使っていたので、そろそろ潮時かなぁと思ったので。

環境は Ubuntu 10.04。
Firefox 4.0.1(特殊リポジトリ "ppa:mozillateam/firefox-stable")から
Firefox 6.0(同)へ。

アップデートが終わって再起動してみると、次のようなエラーを吐きました。


XML パースエラー: 定義されていない実体が使用されています。
URL: chrome://browser/content/browser.xul
行番号: 234, 列番号: 5:    <key id="key_scratchpad" keycode="&scratchpad.keycode;" modifiers="shift"
----^


この内容を Google 検索してみると、2ch や海外のフォーラムには「セーフモードで起動してみろ」と書いてあるわけです。以下、要約して書きます。

Linux 版の Firefox をセーフモードで起動するには…
  1. Alt + F2 キーを押します。
  2. firefox -safe-mode と入力して、実行(Rボタンをクリックします。
  3. Firefox セーフモード ダイアログが開いたら、Disable all add-onsすべてのアドオンを無効化する)にチェックを入れて、Make Changes and Restart(変更を実行して再起動)ボタンをクリックします。



これで Firefox の中身がすっきりします。起動したら、Ctrl + Shift + A キーを押して、アドオンマネージャを開き、アドオン・プラグインを適宜有効にします。そして再起動。おしまい。

目に見える変更点の話
Firefox 6 からロケーションバー内のドメイン名の強調表示が実装されました。「あれ? 既に実装されていたのでは…」と思いましたが、(Firefox 5 以前は)適用しているテーマによって強調表示の有無が異なっていただけでした。


ここからはゴミ雑記
一度はアップデートを後悔したものの、まあ最終的には解決したので よしとします。実はリポジトリの取得に一度失敗していたのですよ。そのため、Firefox と一緒に更新されるべき xulrunner とかいうパッケージを最新版に更新できなかったのです(しかも、これだけダウンロード速度が極めて遅い。早くて 30 KB / sec)。この更新失敗が原因かと見当をつけて、Synaptic で再読み込みして「今度こそ最新版にしたぞ、次はうまくいく!」と思ったら、残念ながら先程のエラーメッセージだよ。何なんだよ。そこで、Opera をインストールして情報を漁っているとセーフモードとな。ああ、そうだセーフモードがあったんだ。ということで、解決に至る。

こんな高速リリースサイクル、要らないよ。