Top Five Terminal Commands Everyone Should Know
(本家掲載日時:2011年7月5日〈現地時間〉)
読者の Raiyan は数週間前に「Linux 初心者が知っておくべきコマンド トップ 5」という記事のアイデアをメールで教えてくれました。
非常に素晴らしいアイデアですが、必須のコマンドが何かは人によって様々です。そこで、@omgubuntu の Twitter アカウント を使って、あなた方読者にトップ 5 に入るコマンドが何かを尋ねてみました。文字通り何百もの返事がありました。本当にありがとうございます。以下は OMG! Ubuntu! Twitter のフォロワーによって最も多く提案されたコマンド 5 選です。
1 つ目 "sudo"
十中八九 "Superuser do" の略だと考えられる "sudo" コマンドを使うと、コマンドを "root" ユーザーがもつような上位の権限で実行できます。今までにコマンドラインを使ってコマンドを実行したり、アプリをインストールしたりしようと試みたことがある人は、「root である必要があります」と返されることがあったかもしれません。この場合は、コマンドの前に "sudo" を付加する必要があります。
sudo は常にコマンドの先頭に置きます。例えば、次のコマンドを実行すると、システムパッケージのリストが更新されます:
- sudo apt-get update
(システムファイル編集時の root Nautilus、root gedit などの)グラフィカルなアプリを root として実行するには、"sudo" の代わりに "gksudo" の利用が強く推奨されます。
なぜでしょうか? 第一にこれは「適切な」方法であり、第二にグラフィカルなアプリを実行しようと "sudo" を使うときによく発生する潜在的な「しゃっくり」を回避します。
これを考慮し、このように Nautilus ファイルマネージャーを起動します:
- gksudo nautilus
2 つ目 "cd"
"cd"(Change Directory)は、端末でフォルダーを移動するときに使われるコマンドです。デフォルトでは、端末はホームフォルダーの位置で開きます。
- " cd フォルダ名1/フォルダ名2/ " でそのフォルダーに移動します。
- 一つ前のフォルダーに戻るには、"cd -" と入力します。
- その場で "cd" と入力すると、ホームフォルダーに戻ります。
ノート:端末内では Tab ボタンを使って、コマンドや場所を自動補完できることを憶えておきましょう。cd コマンドでデスクトップに素早く移動するには、単にこう入力し(英語環境限定):
- cd De
- cd Desktop/
3 つ目 "ls"
フォルダーへの移動で面倒はなく、これは洒落た操作です。しかし、どうやって目的のファイルがそこにあると語れるでしょうか。リストコマンド "ls" の出番です。
- "ls" は(隠しファイルを除いて)カレントフォルダー内の全項目を一覧表示します。
- "ls -al" は隠し属性のファイルとディレクトリーを含めて、フォルダー内の全項目を一覧表示します。
4 つ目 "sudo apt-get install"
Ubuntu ソフトウェアセンター内の利用可能なアプリや追加された PPA 内のアプリは "apt-get install" コマンドを使ってコマンドラインからインストールできます。例えば、Ubuntu に Chromium Web ブラウザーをインストールするには、次のように入力します:
- sudo apt-get install chromium-browser
apt-get はパッケージの削除にも使えます。Chromium Web ブラウザーを削除するには、次のように実行します:
- sudo apt-get remove chromium-browser
5 つ目 "uname -a"
「Ubuntu で利用しているカーネルのバージョンをどう伝えればよいのか?」端末を開いて、次のように入力するだけです:
- uname -a
我々が補完すべきアイデアを何かお持ちであれば Tip Form でご意見をお聞かせください。
# must-know ⇒ 必須の
# we all have different ideas about what makes a must-know command. ⇒
必須のコマンドが何かは人によって様々です。
# take to A … A に頼る
# literally … 文字通りに
# best thought as A …
# be best advised for A
# That is where A come in. ⇒
「そこは A が立ち入るところだ」 ⇒
「A の出番だ」