※1…例えば、「スクリーンショットの取得」アプリ内の「デスクトップ全体」「現在のウィンドウ」項目など。
❖インストール
Ubuntu ソフトウェアセンターから簡単にインストールできます。
- パネルからアプリケーション〉Ubuntu ソフトウェアセンターと選択します。
- Ubuntu ソフトウェアセンターが起動したら、右上の検索ボックスに「gnome-do」と入力します。
- 検索結果の一覧から GNOME Do をクリックして選択し、右側のインストールボタンをクリックします。
- インストールが完了したら、パネルからアプリケーション〉アクセサリ〉GNOME Do と選択して起動します。
※自分は Synaptic からインストールしたのでわかりませんが、手順3.の後に "gnome-do-plugins" と検索して、Extra Functionality for Gnome Do
がインストールされているか確認してください。そうでなければ、それもインストールしてください。
❖自動起動するようにする
GNOME Do はそのままでは毎回メニューから手動で起動しなければなりません。Ubuntu の起動時に、同時に GNOME Do も起動するようにしましょう（GNOME Do でも設定を変更できます）。
- パネルからシステム〉設定〉自動起動するアプリと選択します。
- 自動起動するアプリの設定ダイアログが開いたら、自動起動するプログラムタブ内の追加（A）ボタンをクリックします。
- 自動起動するプログラムの追加ダイアログが開いたら、以下のように入力します：
- 名前（N）：には、わかりやすいように「GNOME Do」と入力します（入力内容は任意・省略可能）。
- コマンド（M）：には、 "gnome-do --quiet" と入力します。
- 説明（E）：には、わかりやすい説明を入力します（入力内容は任意・省略可能）。
- 追加（A）ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。
- 閉じる（C）ボタンをクリックして、自動起動するプログラムの追加ダイアログを閉じます。
❖基本的な使い方
GNOME Do を呼び出すには、デフォルトでは Windows+スペースキーを押します（Compizなどで、このキーの組み合わせに何か動作を割り当てている場合は解除しましょう。もしくは、設定を変更します）。
☞キーボードからアプリ名などを入力すると、該当する項目が左側に表示されます（①）。↓キーを押すと、その他の候補も表示されます（②）。候補が表示されたら、↑・↓キーで項目を選択します（②）。候補の中に、さらに副項目のある項目（▶マークがあるもの）がある場合は、→キーを押して表示します（③）。戻るには←キーを押します。
例：「管理」と入力。
☞右側には、左側の項目を開くのに適切と判断されたアプリが選択されています。他のアプリに変更するには、Tab キーを押して右側にフォーカスを移動し（④）、↓キーを押すとその他のアプリの候補が表示されるので、↑・↓キーでアプリを選択します（⑤）。
☞最後に Enter キーを押すと実行されます。
❖使い方の例など
次の記事をご覧ください。
❖プラグインの管理
プラグインとは、機能を追加・拡張するための小さなプログラムのことで、Firefox のアドオンのようなものです。GNOME Do には、標準でたくさんのプラグインが用意されています。
各種プラグインの説明は、この記事をご覧ください。
プラグインの有効化・設定については、ここをクリックしてください。
❖GNOME Do の設定を変更する
☞設定ダイアログを呼び出す
- Windows+スペースキーを押して、GNOME Do を呼び出します。
- 右上にある▼をクリックして、表示されたメニューから設定を選択します。
- GNOME Do の設定ダイアログが開いたら、それぞれのタブで設定を変更します（以下の項目を参照）。
- 変更したら閉じる（C）ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
☞呼び出しキーの変更
- Keyboard タブをクリックします。
- 項目「GNOME Do を呼び出す」をクリックして選択し、スペースキーを押します。
- キーの組み合わせを変更できる状態になるので、新しい組み合わせを入力します（例：Windows+Enter キーを同時に押す）。
既定値に戻すには、この状態で BackSpace キーを押します
| Enter Text Mode | テキスト入力モードへ切替 | .（ピリオド） |
| Copy Text | テキストをコピー | Ctrl+C |
| Paste Text | テキストを貼り付け | Ctrl+V |
| Alternate Escape | 入力をクリア（Esc キーの代わり） | （なし） |
| Alternate Active | アクティブにする（代わり） | （なし） |
| Alternate Delete | 文字の削除（Del、BS キーの代わり） | （なし） |
| Previous Pane | 前のペインへ（左へフォーカス） | さぁ？ |
| Next Pane | 次のペインへ（右へフォーカス） | Tab |
| Previous Result | 前の候補へ | ↑ |
| Next Result | 次の候補へ | ↓ |
| First Result | 最初の候補へ | Home |
| Last Result | 最後の候補へ | End |
| Previous 5 Results | 5個分前の候補を表示 | Page Up |
| Next 5 Results | 5個分次の候補を表示 | Page Down |
| Step Out Of Item | 親の項目へ戻る | ← |
| Browse Into Item | 子項目へ進む | → |
| Multiple Selection | 複数の項目を選択する | ,（コンマ） |
※Compiz などと競合するキーの組み合わせを設定してしまい、GNOME Do が呼び出せなくなった場合は、通常どおりパネルのメニューから呼び出して、設定を修正します。
☞自動で起動するようにする
- 全般タブをクリックします。
- 「GNOME Do を〜」と「起動時に〜」の2つのチェックボックスをオンにします。
☞個々のプラグインの有効化と設定
- プラグインタブをクリックします。
- 有効化するプラグインをクリックして選択し、左側のチェックボックスをオンにします。無効化するにはオフにします。
- 設定するには、個々のプラグインをクリック選択して、左下の設定（C）ボタンがアクティブになれば、そのプラグインには変更可能な設定があります。
- 設定（C）ボタンをクリックして、それぞれ設定します。
☞外観の設定
Selected Theme を Docky にすると、下のようになります：
アプリの切り替えに使えます。下のパネルを削除すると見栄えがよくなるかもしれません。このテーマに設定すると、Windows+スペースを押して呼び出したときには、下に表示されるようになります。
❖補足
ダウンロードするパッケージのサイズ：約5MB
インストール後に消費されるディスク領域：約10MB
起動中に消費するメモリ量：約20MB
