どちらを使ってもソフトウェア自体は削除できますが、Ubuntu ソフトウェアセンターから削除した場合は設定ファイルが残存します。設定ファイルを含めてソフトウェアを完全に削除するには、Synaptic パッケージ・マネージャを使います。
今はソフトウェアを何らかの理由でアンインストールするが、後から再インストールするといった場合には、設定ファイルを残しておくために Ubuntu ソフトウェアセンターから削除するか、Synaptic パッケージ・マネージャで「削除指定」します。
■設定ファイルを含めてソフトウェアを完全に削除する
- パネルからシステム〉システム設定〉Synaptic パッケージ・マネージャと選択します。
- クイック検索ボックスに削除するソフトウェア名を入力します。
- 検索結果一覧から削除するソフトウェアを右クリックし、完全削除指定を選択します。
- ツールバーの適用ボタンをクリックします。概要ダイアログが表示されるので、操作する内容を確認して適用(A)ボタンをクリックします。
なお、個人用の設定ファイルはホームディレクトリ(/home/(ユーザー名)/)以下に隠しフォルダとして配置されています。例えば、Firefox の設定ファイルは .mozilla フォルダ、 OpenOffice のものなら .openoffice.org フォルダにあります。隠しファイルとフォルダを表示するには、ファイルブラウザのメニューバーから表示(V)〉隠しファイルを表示する(H)と選択するか、Ctrl+H キーを押します。このように設定ファイルが一箇所に配置されているため、バックアップしやすくなります。