このブログを検索

2011年3月4日金曜日

ログ・ロックファイル・一時ファイルなどの配置場所

【出典】Ubuntu Magazine Vol.3 重大トラブル完全レスキュー

/var…ログファイルや一時ファイルが保管されている場所。variable(変化しうる)の略。

/var/log…ログファイルが保管されている場所。

/var/lib…各種ソフトウェアが動作上必要とするファイルが保管されている場所。

/var/lib/dpkg…Synaptic パッケージ・マネージャなどのパッケージ管理アプリケーションの中核を担う dpkg が利用する場所。パッケージの状態などを記録したファイルなどが配置される。

/var/lib/dpkg/lock…dpkg を利用するパッケージ管理アプリが同時に起動するのを防止するためのロックファイルが配置される場所。

/var/cache…各種ソフトウェアのキャッシュが保管されている場所。パッケージ管理アプリのダウンロードキャッシュなどはこのディレクトリ以下に配置される。

/var/spool…スプールやキューといったものを一時的に配置するための場所。どこかへと向かうデータの「通過点」となる場所。

/var/run…各種ソフトウェア(特にデーモン)が同時に起動するのを防止するためのロックファイルが配置される場所。

/var/tmp…/var 以下のディレクトリと異なり、再起動時に削除されても問題のない一時ファイルが保管されている場所。後々消えても構わない一時的に利用するファイルをここに保存しておく、といった使い方ができる。temporary(一時的な)の略。