【注意】以下の文は、OMG! Ubuntu! の記事を翻訳したものです。翻訳に誤りやずれがあるかもしれません。
Java To Be Removed from Ubuntu, Uninstalled from User Machines
(本家掲載日時:2011年12月18日〈現地時間〉)
Oracle の Sun Java JDK パッケージが Ubuntu パートナー・リポジトリーから削除され、ユーザーのシステム上で無効化される予定です。
Oracle が "Operating System Distributor License for Java" を脱退するということは、Canonical が今後このパッケージを配布する権限はないということです。
この変更点は Ubuntu 10.04 LTS, 10.10 および 11.04 のみに影響します。
システム上に "sun-java-6" パッケージをインストールしている場合は、今後のソフトウェア・アップデートで削除されます。正確な実施日は「未確定」です。
このソフトウェアが必要な人はオープンソースの代替ソフト(多くは Ubuntu ソフトウェア・センターから容易に入手可能)に移行するか、Oracle の Web サイトから入手可能な Java パッケージを手動でインストールする必要があります。
OpenJDK - 将来の Java
今まで Java に対するオープンソースの代替ソフトだった OpenJDK は今や Java の公式な実装となり、Oracle 自身も OpenJDK を将来のリリースのための基盤として使っていることでしょう。
セキュリティーリスクのアップデート
ライセンスの失効に伴ない、Ubuntu パートナー・リポジトリーから入手可能なバージョンの Java に存在する数多くのセキュリティーの問題が持ち上がってきます。
「セキュリティーリスクの深刻さゆえ、Canonical は全マシン上の Sun JDK ブラウザー・プラグインを無効化するセキュリティー・アップデートを直ちにリリースしようとしている」「脆弱性があるバージョンの Sun JDK を標的にしたエクスプロイトコードを実行する、悪意のある Web サイトから被るユーザーのリスクを軽減する」と Ubuntu の Marc Deslauriers は Ubuntu セキュリティー・メーリング・リストへ投稿したメールで述べています。
# coincides with A - A と同時に起こる、S と A が〜
# mitigate - 1. 緩和する、鎮痛する 2. 軽減する