Multi-source Music Player ‘Tomahawk’ Updates With New Look, New Features
(本家掲載日時:2011年11月11日〈現地時間〉)
「メディアプレーヤーに必要なあらゆるものを - そして、そうでないものも」と銘打つ Tomahawk メディアプレーヤーの新リリースが発表されました。
Tomahawk はマルチソースのメディアプレーヤーで、ローカルライブラリーや、YouTube や Last.fm などの様々なオンラインサービス、加えて友人のライブラリー(^1)から音楽を再生できます。
^1. 友人が Tomahawk を使っていて、ソーシャルアカウント経由で接続していると仮定。
バージョン 0.3
Tomahawk 0.3 には多くの新機能があります。Tomahawk のインターフェイスはよりすっきりとして、以前より僅かに親和性が高くなりましたが、まだ少し「厄介」です。
「グローバル検索バー」が新たにサイドバーに追加されました。ここから検索すると、すべての利用可能なソースを使用し(以前のバージョンからの変更点)、異なる検索メソッドを別々のペインやソースビューに表示します。
トップアルバム、iTunes, Last.fm, Spotify 上の楽曲など、今後は様々な音楽チャートをアプリ内で閲覧できます。
折り畳み可能な新しい「フットノート(脚注)」機能は、再生中の楽曲やアーティストに関連したコンテキスト情報を提供します。
ワンクリックで詳細なアーティスト・アルバム・トラック情報を表示できます。
リゾルバーギャラリー
ビルトインの「リゾルバーギャラリー」により、メディアソースの追加(Tomahawk では「リゾルバー」と呼びます)が非常に簡単になりました。リゾルバーは YouTube, Last.fm, Grooveshark(購読者のみ), Jamendo, Soundcloud, 4Shared で利用できます。
インストールの簡単さ(ワンクリックで完了)に加えて、個々のリゾルバーにはコミュニティーによる評価が表示されているので、インストール前にリゾルバーの動作状況を確認できます。
Lazy Playlists
私が気に入った Tomahawk 0.3 の新機能は "Lazy Playlists" です。
単一の楽曲を「新しいプレイリスト」エントリーにドラッグすると、完全なアルバム、アーティストの完全なカタログ(ローカルかマルチソースに関係なく)、もしくはトップ 10 の楽曲を追加できます。最高。
その他の機能
Tomahawk が備えるその他の機能で、このリリースから除外された機能:- Last.fm のスクラビングのサポート
- 「オフライン」のみの再生
- プレイリストの作成
- 放送局の作成
問題
Tomahawk の大きな「魅力(draw)」は、その「マルチソース」の再生機能です。リゾルバーが返す検索結果は表示はされるものの再生されず、しばしばマルチソースの再生は非常に気に障るため、これは Tomahawk 最大の「欠点(drawback)」でもあるのです。このアプリはクラッシュする可能性もあります。また、ウィンドウを閉じて再度開いた後特に、時々グローバルメニューが消えることがあります。ランチャーのクイックリストにある「終了」オプションは単にウィンドウを閉じるだけなので、この問題でアプリの「終了」が少し難しくなります。
Tomahawk の Ubuntu サウンドメニューエントリーは動作しますが、アルバムアートは表示されません。
Ubuntu に Tomahawk をインストールするには
Tomahawk 0.3 を Ubuntu 11.10 にインストールするには、以下の PPA をソフトウェアソースに追加する必要があります。
ppa:tomahawk/ppa
追加したら、リポジトリーの内容を更新して "Tomahawk" を Ubuntu ソフトウェアセンターからインストールします。
# a bit on the A side - 少し A である
= a bit on the heavy side - 少し太り気味だ